固定小数点電卓

FPGA等で固定小数点を扱うハードウェア技術者のための電卓です。

・実数を入力すると固定小数点形式（16進数、2進数）に変換します。
・固定少数点数を入力すると実数での値に変換します。
・任意の固定小数点形式を設定できます。
・丸め方式やオーバーフロー時の処理（折り返し、飽和）を設定できます。
・四則演算、論理演算が行えます。

使い方
・固定小数点形式を設定します。上部左の設定ボタンをタップし符号の有り無し、全ビット長、整数部ビット長を設定して下さい。
・設定はQフォーマットで表示されます。Qm.f の意味は整数部 mビット（符号ビット含む）、小数部 fビットです。
・符号無しの場合は UQm.f と表示されます。

・上部右の設定ボタンをタップし丸め方式とオーバーフロー時の処理を設定します。
・丸め方式は以下をサポートしています。
・UP: 正の数は正の無限大方向に、負の数は負の無限大方向に丸められます。
・DOWN: 0 方向に丸められます。
・CEILING: 正の無限大方向に丸められます。
・FLOOR: 負の無限大方向に丸められます。
・HALF_UP: 一番近い値に丸められます。中央の値はUP方式で丸められます。
・HALF_DOWN: 一番近い値に丸められます。中央の値はDOWN方式で丸められます。
・HALF_EVEN: 一番近い値に丸められます。中央の値はLSBが0の方に丸められます。
・オーバーフロー時の処理は以下をサポートしています。
・飽和: 飽和演算を行います。
・折り返し: あふれた上位ビットは捨てられます。

・Dec, Hex, Bin をタップして入力形式を選んで下さい。
・Dec: 10進数で実数を入力します。入力中は矢印の左側に入力値、右側に固定小数点数に丸めた値が表示されます。
・Hex: 固定小数点形式で16進数を入力します。
・Bin: 固定小数点形式で2進数を入力します。

・ACキーは計算をクリアします。
・BSキーは入力した数値を一文字分戻します。
・四則演算は掛算・割算が足算・引算より優先されます。1 + 2 x 3 = 7 となります。